<西武5-1ロッテ>◇6日◇西武ドーム

 西武片岡易之内野手(28)がうれしい復帰後初打点でお立ち台に上がった。第一声は「ただいま帰りました」。右肩亜脱臼による離脱から2カ月ぶりに戻って3試合目、6月19日の巨人戦以来となる打点だった。1点を先制した2回2死一、二塁から、外角直球に力みなくバットを出して右中間を真っ二つに破る適時三塁打。「久々すぎてよく分かんない。プロ入りして、初めて打点を挙げた時みたい」と興奮を隠せなかった。

 7月5日のソフトバンク戦で肩を負傷したが、実は6月28日のオリックス戦で逆側の肩も痛めていた。両肩負傷。満身創痍(そうい)に加え、5年連続盗塁王は絶望的になった。2軍でのリハビリ中に訪れた球団関係者から「いつ戻って来られそうだ?」と聞かれても「来年、頑張ります」と冗談交じりに苦笑するばかり。今も万全ではないが「これが100%と思ってやるしかない」と、チームに貢献できるギリギリのラインでの“見切り発車”がこの日の一打につながった。残り35試合で7月2日以来の5位浮上。まだ、巻き返せる。