<オリックス5-7西武>◇10日◇ほっともっと神戸
奥さん、今年もやっぱり打ちました。西武中村剛也内野手(28)が麻里恵夫人の誕生日に4年連発という偉業?
をなしとげた。1点差に迫られた7回1死。平野との力勝負を制してバックスクリーン左へ突き刺した39号ソロに「一番いい真っすぐに合わせてた」とうなずいた。
9月10日は麻里恵夫人の30歳の誕生日。08年に結婚してから、毎年欠かすことなくバットで“祝砲”を送り続けてきた。この日、球場に麻里恵夫人は来られなかったが、試合前日には午前0時を回って日付が変わった瞬間に電話口でバースデーソングを歌う粋なサプライズで祝福。「プレゼントはいらないから、ホームランだけ打って」というリクエストに応えた夫は「打てて良かった」と満面の笑みだった。
本塁打量産に家族の存在は欠かせない。試合のない月曜日、パパ中村には日課がある。ジムで体操をする2歳の長男を「ボーッと眺める」。麻里恵夫人は一緒の部屋に入るが、自分は外から見るだけ。「遊びで体を動かすんだけど、でんぐり返りとかしてたよ」と、いつもうれしそうに話す。
月曜は愛息のあどけない動きを見てリフレッシュし、火曜から打ちまくる。これでシーズン49発という自己新ペースに再び乗せた。開幕前から目標と公言し、王手をかけた40本という大台すら、通過点に変えてしまう勢いだ。【亀山泰宏】



