右肩の張りで2軍調整中のヤクルト由規投手(21)が、最短で17日から始まる9連戦中に復帰する可能性が出てきた。今日13日からの広島戦に向けて12日、神宮で先発投手陣が練習を行った。由規の復帰時期について、荒木チーフ兼投手コーチは「ピッチングを1~2度して、(2軍の)ゲームで投げて、それから」と10日前後はかかる見通しを示した。

 9日に登録抹消になった由規は、最短で19日から復帰が可能。17~25日までは優勝への勝負どころになる横浜、巨人、広島、中日と続く9連戦が控える。同コーチは「こちらとしては、ここで戻って来てほしいという日はあるが、無理はさせられない」と、慎重に状態を見極める方針だ。

 現在先発は5人で回していて、6連戦では1人が中4日で登板する状況になっている。「1日でも早く治して戻ってきたい」と話した由規の早期復帰を、チームが待っている。