オリックス朴賛浩投手(38)が今季限りで退団することが22日、濃厚となった。来季構想に入っておらず、24日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)の先発がオリックスでの公式戦ラスト登板になる可能性が高い。アジア人最多のメジャー124勝右腕は開幕から7試合を投げ、1勝5敗。5月29日の中日戦を最後に2軍調整が続く。出場機会をつかめない朴は来季契約について「すべては球団次第」としている。ただ2軍でも先発の優先順位は低く、残り20試合での1軍昇格はなさそう。「自分は投手だし、試合で投げたい。日本でプレーをしたい。韓国はないだろう」と話した。