西武が“和田キラー”に招集をかけた。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦で対戦が予想されるのがソフトバンク和田。今季3戦2敗と分が悪い左腕対策に、通算対戦打率3割5分を誇る11年目の佐藤友亮外野手(33)を1日からの1軍練習に合流させた。メンバー登録するかどうかは今日2日の前日練習で最終決定するが、難敵攻略に1つの選択肢が加わった形だ。
日本シリーズ進出へ、頼りになるのはやはりベテランの力。西武佐藤が1軍練習に合流した。リーグ優勝したソフトバンクに1勝のアドバンテージが与えられているファイナルステージ。渡辺監督はかねて「最初を落とすと0勝2敗だからね」と第1戦の重要性を強調してきた。その初戦でぶつかるのが和田。昨季まで打ち込んできた相手だが、今季に限れば3戦2敗、23回2/3イニングで2点しか取れなかった。
ただ、チームとして苦手でも佐藤だけは別。通算80打数28安打で打率3割5分、ここ2年に限れば、18打数10安打の打率5割5分6厘とさらに心強い数字となっている。佐藤自身も「読みが外れたりした時でも、バットに当たってヒットになったりするのは相性かもしれない」と分析した。フェニックスリーグに参加していた宮崎から福岡に直行し、8月6日に登録を抹消されて以来となる1軍合流に練習前の円陣であいさつ。宿舎へと引き揚げる際には「勢いに乗り遅れないよう、仕事ができるように頑張ります」と力を込めた。
渡辺監督は「(合流は)いろんなケースを考えて。まだ登録するかは決めてない。(相手先発に)左が2枚いるわけだし、今日明日の練習を見ながらだね」と含みを持たせた。10月下旬のフェニックスリーグは雨天中止が多く、思うように試合に出られていない部分もある。是が非でも取りたい初戦。慎重かつ大胆に和田攻略オーダーを組んで襲いかかる。【亀山泰宏】



