日本ハムドラフト7位の大嶋匠捕手(21=早大ソフトボール部)が初夢を正夢にする。23日、東京・新宿区の早大キャンパス内での「総長招待

 早慶戦優勝(勝利)部祝賀会」に出席。今年最後の公式行事を終え「(初夢は)札幌ドームでホームランを打つ夢を見たい」と満面の笑みで語った。

 実現する自信も芽生えた。課題とした変化球打ちの練習は「全然していない」と爆笑しながらも現在、社会人野球のセガサミーの室内練習場を借り打撃練習を継続中。「やることはいっぱいある。整理して、順序立ててやっていく」と豪快な姿と裏腹に、地道に硬式球へ対応している。

 この日同席した野球部で広島4位の土生翔平外野手(22)の存在も目標とした。「土生は神宮で実績を残して指名された選手ですから。ただ競技は違えど同じワセダで同学年。いい刺激をもらいたい」と話した。最大の夢はメジャー。「夢はいくらデカくてもいい」と話す大嶋が来年、まずはホームでアーチをかける。