中日ドラフト1位高橋周平内野手(18=東海大甲府)が12日、今度は弾丸三塁打を放った。北谷球場で行われたアジア・スプリング・ベースボール(SB)のサムスン戦に、3番三塁で出場。4回2死の第2打席、相手右腕の内角139キロ真っすぐを右翼線へ。ワンバウンドでフェンスに激突する間に、三塁を陥れた。「振りに行きました。でも(手応えは)全然ないです。自分のポイントじゃなかったので」と話した。

 11日のLG戦の決勝二塁打に続く、対外試合の連続長打デビューは、高卒新人の清原や松井も成し得なかったことだ。ヒットは4打席で1本だったが、高木守道監督(70)は「チームが(5安打と)打ててない中で1本ずつでも打ってる。いいんじゃないか。若い選手の刺激になるんじゃない」と絶賛。6度の守備機会も無難にさばいた。前夜は両親らと食事してリフレッシュ。明日14日はヤクルト戦に臨む。