西で和田トラ封じよ。オリックス岡田彰布監督(54)が16日、明日18日の練習試合・阪神戦(宜野座)の先発に西勇輝投手(21)を指名した。西はプロ3年目の昨年、先発陣の一角を守って10勝7敗の成績を残した右腕。チームにとって今季初の対外試合となる阪神戦に、実績のある右腕をぶつける。

 「1年前のこの時期とは全然違うやろう。1年前は(プロ)0勝。今は10勝なんやから」と、ローテーション投手の自覚と実績に期待を込め、西を送り出す。和田阪神とは昨秋、高知キャンプ中の11月18日に安芸で練習試合を組んでいた。駿太や古川ら若手の力を試す目的で対戦を熱望していたが、雨天中止。「グラウンドにシートかけとったら(試合)やれたのに」と悔やんだ顔合わせが3カ月遅れでようやく実現する。

 “開幕投手”もトラ封じに強い意気込みを見せた。昨年の実績より何より「監督にアピールして、見てもらいたい。それには絶対にゼロに抑えること」。11日の紅白初戦は志願して先発し、2回を1安打無失点だった。阪神戦の公式戦登板はゼロ。明日の3イニングの登板の中で「新しい球種を試すこと、クイックでしっかり投げられるか、サインプレーの見落としがないかなどを確認したい」と課題も挙げた。

 「(昨年の10勝は)関係ないです。負けないように、シーズンと同じようにベストピッチをしたい」と、岡田監督を喜ばせる今季初勝利を贈る。【堀まどか】