<中日1-2ヤクルト>◇7日◇ナゴヤドーム

 先発した中日川上憲伸投手(36=ブレーブス2A)が2回、左腰に痛みを発症、わずか24球で降板となった。

 ドラフト3位田島慎二投手(22=東海学園大)が緊急登板を0でまとめた。川上の負傷時はまだキャッチボールも行っておらず、ブルペンとマウンドで7球ずつ投げただけ。いきなり1死満塁としたが、後続を断ち、プロ最長の4回を1安打無失点に抑えた。「普段は(肩づくりに)16~20球投げますが、谷繁さんにも“腕を振って思い切ってこい”といっていただいたので」。自己最速を1キロ更新する151キロも計時し、接戦を演出した。3番手ホルヘ・ソーサ投手(34=メキシカンリーグ)も6回から2イニングを1安打0封。初登板で存在感を見せつけた。