2試合連続完封負けの楽天に、頼もしい男たちが帰ってくる。今日12日、腰痛で2軍調整中だった主将の松井稼頭央内野手(36)と、夫人の出産のため2日にメキシコへ帰国していたルイス・アルフォンソ・ガルシア内野手(33)が合流する。13日からの日本ハム3連戦に向け、星野監督は「うちとしてのベストオーダーを組む」と連敗ストップへ意気込んだ。松井は8日の2軍戦から守備にも就き状態は上がっている。田淵ヘッドコーチは「(遊撃の)阿部が調子いいから、二塁か三塁もある」とプロ入り後初となる三塁起用も示唆。2軍の4戦で打率5割4分5厘と打撃は心配ないが、大久保打撃コーチは「なるべく負担のかからないところでと思っている」と話し、6番か7番でのスタメン復帰が濃厚。連敗で借金は3に増えたが、星野監督がキャンプから思い描いていた本来のオーダーに近づきつつある。