<阪神8-2広島>◇12日◇京セラドーム大阪

 広島堂林翔太内野手(20)の11日ぶりの本塁打は幻となった。7回先頭でメッセンジャーのスライダーを左中間の最深部に運んだ。高い弧を描いてフェンス最上部に弾んだ打球はインプレーと判定されて三塁打に。野村監督のアピールもありビデオ判定が行われたが覆らなかった。6月29日DeNA戦(マツダスタジアム)から務めていたクリーンアップを外れて「6番」で先発した堂林は「出ないよりは、1本出た方が良いですけど」と話していた。