FA権を行使せず来季残留が決まった阪神桧山進次郎外野手(43)が6日、神戸市内の「あしなが育英会

 神戸レインボーハウス」を訪問し、G倒でのV奪回を誓った。

 「巨人が強いと認めないといけない。自分たちの力不足を自覚して、いちからやり直さないと勝てない。1年間戦うにはレギュラーだけじゃなく控えも実力がないと。ジャイアンツに勝たないと上にはいけない」

 阪神ひと筋22年目となる来季へ、代打の神様はあえて高卒の“1年生”にも共闘を願い出た。ドラフト1位藤浪、2位北條は戦力になりますか?

 子供たちの問いかけに「藤浪くんは夏にはローテでガンガン投げているかもしれない。夏と言わず、春から投げてほしい」と早期デビューを期待した。

 訪問直後に「優勝争いできずにシーズンを終わって申し訳ない」と子供たちにわび、質問コーナー中には「桧山選手がもっと活躍すれば優勝できる」と宣言。宿敵を倒して美酒を浴びる。来季の目標は明確だ。