3年ぶりにパ・リーグを制覇した日本ハムが24日、札幌市内で優勝パレードを行った。主催者発表で10万160人のファンが集結。紙吹雪が舞う中、札幌駅前からすすきの交差点まで約1300メートルを1時間かけて行進した。

 2階建てオープンバスでは、肌がこんがりと焼けた中田翔内野手(23)の笑顔が目立っていた。09年はU-26NPB選抜VS大学選抜の試合に出場したため、優勝パレードには不参加だった。「良かった。すごかった。紙吹雪がすごくきれいで。掃除、誰がするんだろう?」と表情を緩めた。日本シリーズで負った左手小指の骨折は、バットを振れるまでに回復している。「(日本一に)あと1歩届かなかった悔しさだけは、来年に持っていって」と表情を引き締め、ファンへリベンジを誓っていた。