阪神川藤幸三OB会長(63)が1日、大阪市内で行われたOB総会で和田豊監督(50)に来季はクビをかけての戦いになる、自分の考えを貫けと熱く激励した。

 川藤OB会長の激励を受けた和田監督が逆襲を宣言した。まず、冒頭のあいさつに立つと「まずは今シーズン、ふがいない5位という成績で終わったこと、OBの皆様に歯がゆい思いをさせてしまったことを、この場を借りて深くおわびさせて下さい」と頭を下げた。さらに来季について「金本が引退し、球児も退団する可能性が高くなり、投打の柱が抜ければ、チームはこれから過渡期を迎えます。ただ、それはいい意味でチームが変わるチャンスだと思います。来年はこの場で優勝の報告ができるように、しっかりと頑張っていきます」と猛虎復活を誓っていた。