除雪トレーニングの効果で開幕1軍を目指す。DeNAのドラフト1位、駒大・白崎浩之内野手(22=埼玉栄)が6日、神奈川・横須賀市の合宿所に2位の法大・三嶋一輝投手(22=福岡工)ら新人3人と入寮した。昨年12月28日から実家のある北海道・岩見沢に帰省、前日5日に戻ってきた。「雪がすごくて毎日、除雪。すごいトレーニングになりました」と苦笑いで振り返った。

 自宅にある除雪用の機械で1回に30~40分。ふぶいた日には何回もやったと言う。「3メートルは積もっていましたね。除雪しないと家から出られない」。隣の空き地に雪を運ぶのがハードなトレーニングになったというわけだ。気象庁によると、岩見沢地方の昨年11月から1月5日までの累積降雪量は例年より約1メートル多い4メートル13センチとなっている。

 除雪で筋力はアップ?

 してもバットは軽めを新調した。「いつもは920~930グラムですが、900グラムにしました。プロはスピードがあると思うので、最初は軽めから入り、体と相談しながら調整していきたい」。バットコントロールも重視し、即戦力の期待に応える。【矢後洋一】