中日のベテラン山崎武司内野手(44)が“ハワイ・ダイエット”に成功した。21日、中部国際空港着の航空機で自主トレを行っていた米ハワイから帰国。6日に日本をたち約2週間、同地で阪神福留と恒例の体つくりに励んでいた。

 無休で1日30キロ近くを走り、炭水化物を減らすなど食事も工夫した。「6キロ減った。ベルトの穴も1つか2つは変わった」と顔つきもスッキリ。出発前の体重110キロから、104キロ近くに仕上げてきた。ここ数年は110キロ近くでプレーしていたというから、大きな変化だ。

 「白か黒しかない」と、独特の表現で現役引退と隣り合わせの状況を口にするプロ27年生。ダイエットは「何かつらいことを自分に課す精神修行」だといい、今シーズンにかける決意のほどをにじませた。「開幕4番をとったるわ、の気持ちでやる」。早くも戦闘モードだ。