北條にも「英才教育」だ!!

 阪神ドラフト2位の北條史也内野手(18=光星学院)を実戦で積極起用するプランが浮上した。鳴尾浜での新人合同自主トレを視察した平田勝男2軍監督(53)が28日、キャンプの実戦や2軍公式戦での起用法を明かした。

 「(試合で)使いたくなる選手に見える。将来、阪神を背負う、そういう可能性を秘めているんじゃないかな。西田、阪口、坂もいる。みんな刺激されるよ」

 藤浪だけではなく、北條も優先的に実戦機会が増えそうだ。2軍でのレギュラー出場はスラッガー育成の登竜門。巨人坂本は1年目の07年、2軍戦に77試合出場し、330打席立った。広島堂林も新人だった10年にチーム最多の100試合でプレーし、386打席を経験。同じ高卒の大型内野手として理想の育成法だ。

 実戦を重ねるメリットは多い。北條も「サインプレーも多くなる。早く覚えるよう努力して、試合で使える選手になれるように。首脳陣の方が使いたいと思う選手にならないといけないです」と気合十分。早ければ、2軍初陣の2月11日西武戦(春野)にも、実戦デビューする。【酒井俊作】