男気バットでスケールアップだ!

 広島堂林翔太内野手(21)が13日、新バットを導入するプランを明かした。この日の特打中に、新井打撃コーチから「このバットを使え」と手渡されたのは、隣で打撃練習を行っていた岩本のバット。堂林の型とほぼ同じ巨人村田モデルで、約1センチ長い34インチで約10グラム重い910グラムのパワーヒッターモデルだ。

 「最後のホームランは、入らないと思ったんですけどね」

 特打の最後に課された、2本連続柵越えのノルマは、手応えが無いまま達成された。オフ期間中に体重が5キロ以上増加し現在86キロ。それに比例して、スイングスピードが上がったことで、従来のバットではヘッドの返りが早くなっていた。早速、メーカーに新モデルのバットを注文。今後、実戦でも使用していく方針だ。