阪神ドラフト2位の北條史也内野手(18=光星学院)に「甲子園デビュー」計画があることが5日、分かった。チームは今日6日の中日戦から13日ヤクルト戦までの8日間に、甲子園7連戦を行う。本拠地での今季初戦で開幕前最後でもある戦いで、1軍の経験を積ませるのが狙い。関係者は「北條はどこかのタイミングで上がることになるだろう」と話した。

 7連戦中には、鳴尾浜でも2軍教育リーグが行われる(7日は神戸第2)。既に首脳陣は「1日2試合」を利用し、選手を頻繁に入れ替える方針を明かしている。内野手は鳥谷がWBC、上本が負傷で離脱した。この日の中日戦では、2年目の西田が初めて1軍を経験した。北條は安芸キャンプでは「遊撃」に固定された。これまで実戦6試合で23打数2安打1打点とプロの壁に苦しんでいるが期待は高い。