CS進出へのキーマンは「勝利の方程式」だ。広島野村謙二郎監督(46)は「勝ちでいってやられている。不安はあるし、当事者がキーマン。去年はできていただけにね」と苦しい胸中を語った。今村、ミコライオともに好不調の波があり、前半戦の逆転負け19試合のうち、8回以降の逆転負けが8試合。首脳陣は2軍で右肩痛から復帰したソコロビッチを連投テストし、新たな勝ちパターンとして視野に入れる。だが、あくまで「基本は猛(今村)とミコライオ」と、2人の後半戦の復調に期待した。