<ソフトバンク4-0楽天>◇1日◇ヤフオクドーム

 今季7度目の0封負けで2連敗を喫し、マジックが消滅した。楽天星野仙一監督(66)は「今日は残塁が多かったなあ」とサバサバ話した。6回、7回と2度の満塁機を逃した。13残塁だったことを聞かされると、「そうやろう!」と合点がいった様子だった。

 初物にやられた。来日初先発のソフトバンク・オセゲラに対し、2軍戦の映像を入手し対策。各打者に基本情報は伝えられたが、5回までは3安打。「球速以上にピュッと来た」(田代打撃コーチ)。真っすぐでカウントを稼がれ、変化球にタイミングが合わなかった。星野監督も「ちょっと、戸惑ったな」。打線が3回り目に入った6回、先頭から四球と安打が続いた。ようやく、つかまえかけたが、その時点で4点リードを許していた。当然のように、継投でかわされた。

 初対戦は投手が有利。星野監督は「次は、つかまえるやろう」と心配はしなかった。ただ、別の心配が浮上している。6番枡田が、この6連戦は21打数1安打。本人は「タイミングが、どの球にも合わない」と言った。この日は4三振。しかも、全て空振りだ。ジョーンズ、マギーの主砲2人の後を担い、得点力を左右するカギを握る。スランプが長引けば影響は大きい。

 だが、星野監督はドンと構えた。「何か悩みでもあるのか。聞いてやってくれよ。ずっと使う。俺は使うよ」と、すぐに代えるつもりはない。最近は、負けてもサバサバしていることが多い。シーズン終盤を迎えた。優勝へ向け、簡単には動じない姿勢を示しているようだった。【古川真弥】