<中日4-6ヤクルト>◇6日◇ナゴヤドーム

 わが家でこんなに勝てないなんて…。守道竜が今季ナゴヤドームで30敗目を喫した。高木守道監督(72)はいつものように怒りモードだ。「ヤクルトにやられるパターンやん。みんな同じことをやっとる」。これで今季は本拠地で23勝30敗1分け。球宴以降の後半戦はわずか3勝しかしていないという負けっぷりだ。

 バレンティンだけに注意を注いでしまったのか。大砲の前後で失点した。象徴的だったのは同点の7回だ。1死から4番手田島が登板し、バレンティンを4球で三振。だが続く飯原、森岡に2連続二塁打を許して勝ち越された。9回にもマドリガルがバレンティンを抑えた後に飯原にタイムリーを打たれてジ・エンド。52発男をノーアーチに抑えても勝てなかった。

 指揮官は48歳左腕にも容赦なかった。「前回もそうだし今回もそうだけど、序盤にあれだけ取られたらね。この状態なら次を考えちゃう。5回まで試合をつくってくれるのが昌だったのに」。2試合続けて序盤に崩れた山本昌をバッサリ。次回登板についても約束しなかった。

 神宮、東京ドーム、マツダスタジアムと続いたロードを5勝2敗1分けと勝ち越して名古屋に帰ってきた。それがホームで競り負けDeNAに同率4位と並ばれた。「昨日も8点。今日も4点取っとる。ピッチャーが頑張れば勝てる状況にある」。高木監督は最後までカンカン。CS出場に向けて厳しい戦いは続く。【桝井聡】