虎も門田流でパワーアップ!

 阪神は「重量球」で野手陣の打撃力向上を目指す。秋季キャンプ初日の1日から、特打で通常の練習球よりも重い球を用いてティー打撃を行ったことが判明。阪神の打撃練習で重量球を用いるのはレアケースだ。マスコットバットなどを用いたハードな練習だった。高橋打撃コーチは「いいことは何でも取り入れないと。強く打ち返すことを意識させるということ」と説明した。球をとらえるインパクトの力強さを追い求める意図がある。俊介も「初めてやりました。押し込む感じです。普通のボールと違います」と振り返った。

 南海(現ソフトバンク)の主砲だった門田博光氏が現役時代に重いバットで重い球を打つティー打撃を行っていた。ソフトバンクも今秋キャンプで、通算567本塁打の大先輩が取り入れた特訓を実施している。