巨人青木高広投手(32)が28日、東京・大手町の球団事務所で契約更改し、FA移籍の決まった大竹の“保護者”手当を含む1650万円増の4000万円(推定)でサインした。今季は広島からトレードで加入し5月1日に登録されると、34試合に登板し5勝1敗、防御率2・87と見事な成績を残した。成績だけでも大幅増は間違いないが、球団から大きな「仕事」を託された。
巨人へのFA移籍が決まった大竹は広島時代からの親友。球団からは「大竹のことを頼むな」と、面倒見役に指名された。最初の助言は新居の場所。「東京は高速の渋滞がすごい。渋滞してもいい場所に住んだ方がいい、とアドバイスしたい」と、自分の苦労に照らし合わせて話した。
12月中旬から母校の愛知大で自主トレを行う予定だが、既に大竹を誘った。「広島時代、キャッチボールをしたりというのはありましたが、自主トレは初めて」。お互いの夫人の実家が愛知という縁から実現。ともに夫人の実家からの通いで練習する予定。早くもタッグを組む姿勢をみせた。
すべてが大竹のためというわけではない。自分のためにもなると思っている。「また一緒に野球ができるとは思っていなかった。いい投手ですし、僕も見習うところがある。自分も成長していけたら」と相乗効果を期待した。来季の目標はケガなく1年を全うすること。親友との共闘で、青木が最高の1年を手に入れる。【竹内智信】




