現役最年長の中日山本昌投手(48)が29日、新妻にささぐ優勝を誓った。名球会行事や自身の結婚式などで2週間半滞在していたハワイから27日に帰国。早速、寒風のナゴヤ球場でキャッチボールなどで汗を流したベテランは、決意を新たにしていた。「来年は優勝争いして優勝しないといけない。僕も蚊帳の外ではいけないし輪の中心にいたい」。目指すは開幕からの大車輪での新婚Vだ。

 ホノルル市内で17日(日本時間18日)に美智子夫人(32=家事手伝い、愛知県出身)と再婚。岩瀬や浅尾、山井、大野らのチームメートも駆けつけ、盛大に祝福された。「年も年だし新婚なんて恥ずかしいからやめてよ」。本人は照れまくりだが、大黒柱としてのモチベーションは高まった。

 新婚旅行も兼ねてオアフ島から渡ったハワイ島では、煙を上げるキラウエア火山に圧倒されたという。標高4205メートルあるマウナケア山頂の星空観測ツアーでは、「そんなロマンチストじゃないよ」と言いつつ“星に願い”も。「肉眼で天の川を見たのは初めて。すごかった。こと座のベガとか流れ星とか人工衛星も見たよ」。大切な人と共有した感動の数々。守っていく強い責任感が、帰国即自主トレの行動に表れていた。

 「キャンプを乗り切れる、戦える体をつくらないと。今考えているのはそのことだけ」。来季は浜崎真二(阪急)が持つ48歳4カ月の日本最年長勝利の更新がかかる。山本昌は3月の開幕時に48歳7カ月を迎えており、14年初先発で新記録達成が可能だ。もちろんウイニングボールは新妻にプレゼント?

 二人三脚の挑戦が始まる。【松井清員】