8年ぶりの古巣が、復活の舞台だ。巨人を自由契約になり、オリックスに復帰した谷佳知外野手(40)が、チームを引っ張る覚悟を見せた。親会社の創立50周年を迎えるメモリアルイヤー。自身も2000安打へ、残り79本。Vと大記録へ、ベテランが突き進む。

 野望を胸に、谷が帰ってくる。8年ぶりにオリックスでシーズンを迎える。巨人を自由契約になり、古巣に復帰。チーム最年長選手となった。「巨人では7年間で5度リーグ優勝できた。そこでの経験をいろいろと伝えたい。相手に強い、やっかいだなと思わせるチームにならないといけない」。オリックスはリーグ連覇した96年を最後に優勝していない。谷自身も96年ドラフト2位入団と古巣ではVを知らない。常勝軍団の巨人在籍7年で5度リーグ制覇を経験。学んだノウハウを若手選手の多いチームに伝授する。

 オリックスを外から見て「センスのある選手がゴロゴロしている。最近は勝てていないが、勝つ喜びを知れば優勝を狙える」チームだと分析。若手には「気づいたことは言ってあげたいし、(自分の)背中を見て育ってもほしい」と話す。親会社が創立50周年を迎えるメモリアルイヤー。オリックスにとって谷の存在は何よりも大きな武器となるはずだ。

 近年は出番が減り足踏みしているが、自身はあと79安打に迫る2000安打クリアを目標に据え、激しい外野定位置争い勝ち残りを目指す。優勝と大記録達成を同時に成し遂げ、華々しく復活してみせる。