阪神は23日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜で行われた合同コーチ会議で、2月春季キャンプのメンバー振り分けが確認された。

 ドラフト1位岩貞祐太投手(22=横浜商大)は高知・安芸からキャンプスタートすることが決まった。球団が発熱と発表した16日以来、1週間ぶりに鳴尾浜で練習したものの、出遅れは否めない。和田監督は「できれば近くに置いておきたかったけどね。いい手本も近くにいるし。ただ焦らせてもいけないからね」と体調を崩したことによる調整遅れを残念がった。山口投手コーチは「打撃投手ができるくらいになれば(沖縄に呼ぶ)可能性はあるんじゃないか」と、状態が戻り次第、沖縄キャンプに合流することが濃厚だ。