悪条件にも適応した。15日、日本ハム大谷翔平投手(19)がDeNAとの練習試合(宜野湾)に登板し、4イニングを2安打無失点に抑えた。「先頭打者を出したりもあったけど、3ボールから粘れたり、良かったと思います」。実戦登板2試合で計6回を無失点。先発ローテ入りを期待する首脳陣を安心させた。

 中軸と激突した4回が圧巻だった。1死から、3番梶谷にはこの日最速の151キロをマークし追い込むと、最後も148キロの直球で空振り三振。続く4番ブランコからは、外角へのスライダーで連続三振を奪った。「狙い通り。いいコースにいって、曲がりもよかった」と手応えを口にした。

 時折強風が吹く厳しい気候条件で、スライダーは「曲がりすぎてる感じがあった」という。だが投球しながら、マウンド上で調整。「打者にぶつけるくらいの気持ちで」思い切って腕を振り、制球は安定した。唯一得点圏に走者を背負った5回2死三塁も、「三振を取りに入って」山崎を空振り三振に仕留めた。三振が欲しい場面で取れた。

 同じ東北出身で同い年のフィギュアスケート羽生の金メダル獲得は、朝起きてインターネットで知った。「すごいなと思う」。活躍を刺激にし、自身も日本を、球界を元気にする。【本間翼】