DeNA中畑清監督(60)がリーグトップだった昨季の630得点超えを宣言した。6日、横浜スタジアムでの練習後、「超えたいね。この2人がキーマンになる」と話し、公約実現のカギに梶谷、筒香を指名した。

 昨季は終盤結果を残した梶谷が44打点で、筒香はわずか3打点。今季は昨季136打点で打点王の4番ブランコ、オリックスで91打点の6番バルディリスの前後を3番梶谷、5番筒香で起用する方針だ。昨季、50打点のモーガンは退団し、61打点の中村も2軍調整中だけに、期待せざるを得ない。

 この日、オープン戦で打率2割3分1厘と不調の梶谷を指導。上半身と下半身のバランスが崩れ、タイミングが取りにくくなっている点を指摘。「昨年のタイミングの取り方ができれば結果は出る」と信頼は揺るがない。梶谷、筒香の飛躍が、CS進出に不可欠だ。