巨人エース内海哲也投手(31)が開幕投手の心構えを菅野智之投手(24)に授けた。25日、先発投手陣は東京ドームで調整。前日24日に原監督が開幕投手菅野を公表し、28日阪神戦へ準備も大詰めだ。開幕投手を争った内海は入団2年目で大役を務める菅野の支援を約束した。「緊張は絶対にするが、智之はメンタルが強い。投手としても一流。普段通りの力を出せばいい。これから精神的なサポートができれば」と後押しした。
3度、開幕投手の経験がある。07年の初体験は「全然違った」と緊張。だが当然だ。「特別なことをやらない方がいい。やるとおかしくなる。緊張感を楽しむぐらいでいい」。自然体が勝利への近道だ。
菅野も開幕戦の空気を内海、宮国ら経験者に取材済み。「緊張はするもの。普段通りの力は出せないと思う。しっかり最悪のことを想定してやる」。昨季の日本シリーズ第6戦は王手をかけられた中で無敗の田中を破った。だがその1戦をも超えると位置づけた。「今までの人生で一番注目の高まる試合になる。日本シリーズ第6戦より上。正直、あの時は負けても仕方がない、勝てばヒーローぐらいの気持ちだった。でも今年のスタートで(球団創設)80周年の大きな試合になる」。エースの魂が菅野に乗り移る。【広重竜太郎】



