日本ハム稲葉篤紀内野手(41)が「レジェンド」パワー注入を熱望した。札幌ドームで汗を流した25日、開幕2戦目の29日オリックス戦(札幌ドーム)で始球式を務めるスキー・ジャンプ葛西紀明が対戦相手に指名したことを伝え聞いた。「いいですね。そんなことを考えてくれているなんてうれしい。ぜひ、やりたい」。同学年で親交の深いソチ五輪メダリストとの“対決”に心躍らせた。
復活への推進力にする。昨季は日本ハム移籍後最低の打率2割3厘に終わった。引退も覚悟する1年。再起を目指して始動した春季キャンプ中の朗報は大きな刺激だった。「期待されている中でメダルを取ってきた。僕も、もっともっと頑張らないと」。五輪後に直メールで非公式に始球式を依頼するほどの仲。勇姿を見守ろうと思っていたところでの思わぬ誘いに乗って、勢いもつける。
この日、フリー打撃で鋭い打球を連発し、スタメンの可能性がある開幕戦に向けて視界は良好だ。「メダルも見たいね。マウンドで見せびらかして、いいと思いますよ。メールしておこうっと」。心強い盟友とともに20年目をスタートさせる。【木下大輔】



