ロッテのエースが、ソフトバンクの強力打線に待ったをかける。今日28日の開幕戦に先発する成瀬善久投手(28)は「すごい楽しみです。相手もオープン戦で連勝してますけど、当たって砕けろ精神で、持ってるものを出したい。つぶしがいのあるチームなので、チームの代表として頭を取りたい」と宣戦布告した。

 5年連続開幕投手の経験が武器になる。27日、キャッチボールを開始した成瀬は、強めのボールを投げる前に取りやめた。「少し足りないくらいでやめておきました」。この日の状態があまり良くないと感じ取ったため、自らストップをかけた。修正しようとすると、力が入り翌日に疲労を残すことになる。それよりも、疲労のない状態で開幕マウンドに上がることを選択した。

 伊東監督からは「7回まで頼むな」と声を掛けられ「8回までいきます」と即答した。キャンプ中の早い時期に開幕投手を明言し、調整をしやすくしてくれた恩に報いたい。「僕がいかに攻めきれるか。しっかり攻めるところは攻めていきたい」と、強力打線にも臆するところはない。エースの仕事を果たすための準備は整った。【竹内智信】