2年ぶり3度目の大役を担う阪神能見篤史投手(34)が27日、入念に最終調整を行った。東京ドームに入ると、マウンドに直行。新調された芝生、マウンドからの景色を眺めた。「全然違うね。ある程度イメージしながらですね」と強力打線を斬ることを想像した。
ここまで9年間で巨人戦通算49試合17勝10敗。宿敵に8連勝もマークするなど立ちはだかってきた。貯金7は同僚久保田と並んで現役最多。自身シーズン最初の巨人戦は2年連続で完封中だけに8個目の貯金へ期待は膨らむ。エースのG貯金が増えるほどチームは優勝に近づく。
「数多く投げられることはいいこと。そのなかでチームが勝てるようであればさらにうれしい。あとは勝利にどう貢献するか」
新戦力が加入し、完全アウェーの敵地での開幕だ。「いい打線なのは間違いない。先に崩れないように。クリーンアップに走者を出して回さないこと。打線を線にしないことですね」と警戒する。練習を終えると「明日は表情は硬いと思いますよ」。節目の50試合目の巨人戦へ、エースはゆっくりマウンドに上がる。【池本泰尚】



