今日20日に「2014

 日本生命セ・パ交流戦」が開幕する。19日、ヤフオクドームで前日会見が行われた。ソフトバンク松田宣浩内野手(31)は21日に対戦が濃厚な亜大の後輩、広島九里を挑発した。

 松田らしい挑戦状だった。明日の広島の先発予定がルーキー九里と聞くと「甘ぐりですか。しっかり皮むいて食べますわ。くりだけに」と白い歯をむき出した。同じ亜大野球部の8学年下。オフに母校で自主トレをする松田は、生田監督からその名を聞いていた。オープン戦でチームは4回8失点でKOしたものの、松田は2打数無安打。くりをむく前にいがにやられた。

 それでも現在は両リーグ通じて日本人最多の12本塁打と打撃に自信がある。打率3割1分9厘、リーグ2位の30打点と安定感がある上、調子に乗ると3戦連発など止まらない。おまけにチームは交流戦で優勝4度と得意にする。「ホークスにとって分がいい。やるからには優勝目指して頑張ります。その中で自分も打点とか積み上げられたら」。昨年に続く交流戦打点王へビックリな働きをするつもりだ。