<ソフトバンク5-2オリックス>◇25日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク摂津正投手(32)が、後半戦白星スタートを決めた。オリックス戦は今季初登板。7安打を許しながら、6回2失点と粘って7勝目。大事な3連戦の先陣役を果たした。序盤から丁寧にコーナーを攻めた結果、2回で42球を要した。「内角を見せるだけが必要じゃないけど、もっと突いていかないといけない」。

 4回は無死三塁を2死までこぎ着けたが、バトラーに四球を与えて原拓に右前適時打。6回も2死から原拓に適時打を許した。「点の取られ方が良くない。同じバッターでしょ。(4回は)防げた1点だった。当たってない打者に四球を出して…。1点で止まったから良かったけど」。

 球数が112球に膨らんだことで、残り3回を救援陣に託した。「あと1イニングは投げないといけない」。オリックス西との投げ合いを制したが、最後まで反省しきりだった。