救世主求む!

 阪神和田豊監督(51)が「新鮮力」を熱望した。今日29日からの本拠地6連戦へ、チームは若手中心に汗を流した。聖地の誕生日ウイークは30日に二神、8月3日はドラフト1位岩貞と、ともに今季初先発が予想される。フレッシュな顔ぶれに「ここからの戦いでプラスアルファ的なね。救世主やないけど、若い勢いに乗った選手が1人は出てきて欲しい」と期待を寄せた。

 開幕前から能見、メッセンジャー、藤浪を「3本柱」として、残る先発枠に若手の台頭を望んだ。岩田が復活したものの、ルーキー岩崎は2軍落ち。29日から6週連続の6連戦後に9連戦が待つだけに、駒はいくらでも欲しい。タテジマ一筋30年目の指揮官。90歳になる本拠地に「3分の1はいさせてもらってるんで。盛大に祝いたいですな」と感謝の白星へ、力を込めた。