中日平田良介外野手(26)が「おかわり打法」習得に手応えだ。

 ナゴヤ球場の秋季練習で12日、特別コーチを務める土井正博氏(70=野球評論家)の指導を受けて4日目。大阪桐蔭先輩の西武中村剛也を5度の本塁打王に育てた名伯楽に学ぶ新フォームで、進化発揮の柵越えを連発した。「中村さんのように構えた時に力を入れずインパクトの瞬間だけ力を入れています。力のある打球が飛ぶし楽しい。いい方向に行くんじゃないかと思います」。

 土井氏も「当たる瞬間だけ力を入れると、ヘッドスピードが出てボールが飛ぶ。コツをつかみかけているしどう固めるか楽しみ。つかめば30発いくかも」。今季11本塁打からの倍増は可能としていたが3倍に上方修正。“清原・おかわり化”計画が着々進行だ。