<SMBC日本シリーズ2014:阪神1-2ソフトバンク>◇第2戦◇26日◇甲子園

 阪神松田遼馬投手(20)が日本シリーズ初登板を1安打無失点でしのいだ。

 1点ビハインドの9回表にマウンドへ。内川への初球はボールになったが152キロを計測。その内川を3球で中飛に仕留めると、1死で迎えた李大浩と対峙(たいじ)するとさらにスピードアップ。自己最速タイの153キロ直球で空振り三振に打ち取った。続く5番松田には中前安打を許したが、バッテリーを組んだ梅野の盗塁阻止で無失点。「最初は緊張したけれど、西岡さんも声を掛けてくれて、リラックスできた。CSとは違う雰囲気だった」。大舞台にしっかりと足跡を残した。