今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した巨人亀井善行外野手(32)が9日、権利を行使せず、残留することを表明した。

 球団からは複数年契約を提示されたが、単年契約で勝負することを決意。「複数年だと甘えが出てしまう。今年はけがが多く試合に出ていない。全試合出場をやってみたい」と話した。同じく今季国内FA権を取得した西村健太朗投手(29)も権利を行使せず、残留を表明。「打たれても、打たれても使ってもらった。チームに貢献したい気持ちが一番」と話していた。