ソフトバンクで新任の飯田哲也1軍外野守備走塁コーチ(46)が宮崎での秋季キャンプに合流した。今季、ゴールデングラブ賞を受賞した柳田悠岐外野手(26)に、オリックス糸井のような走攻守3拍子そろった選手を目指すよう指令を送った。

 飯田コーチは現役時代、7年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、抜群の守備力を誇った。同賞を初受賞した柳田について「何で彼なの?

 ほかにもいるでしょ。肩も強いし足も速いが、若干判断が悪い。前への守備に課題があり、まだまだ駆け出しみたいなもの」と辛口。「捕れる時と捕れない時を見極められる能力を上げ、糸井のようになってほしい」と、さらなる成長を求めた。

 入団会見を終えるとさっそくユニホームに着替えた。外野ノックを打つなど、精力的に指導。抜群の守備力を選手たちに伝授し、日本一連覇を目指すチームを底上げしていく。