オリックス瀬戸山隆三球団本部長(61)は23日、広島退団が確実視されるブライアン・バリントン投手(34)と交渉していることを認めた。同本部長が「いい方向に進んでいると思う」と話したもので、来日4年間で40勝の右腕とは既に合意し、獲得は決定的な状況となっている。正式契約は12月以降の見込み。

 また日本ハムからFA宣言し、オリックス入りが決定的となっている小谷野栄一内野手(34)に関して同本部長は「正式に連絡が来るのを待っている状態」と話すにとどめたが、小谷野は26日にもオリックス入りを表明する見通しだ。