読売巨人軍(ジャイアンツ)×ドーム(アンダーアーマー)パートナーシップ契約締結の記者発表会が22日、都内ホテルで行われた。期間は来年1月1日からの5年間で、50億円規模の大きな契約。「世界一のチームになる」というビジョンのもと、巨人と米スポーツブランド「アンダーアーマー」が手を組んだ。ユニホームをはじめとした提供はもちろん、老舗と新進気鋭のブランド力を掛け合わせ、さまざまな活動を行っていく。

 新ユニホームのお披露目も同時に行われた。プロ野球の父である正力松太郎氏(故人)の遺訓である「巨人軍は常に紳士たれ」に、原監督の「ユニホームは戦闘服でもあるが、タキシードでもある」との言葉を融合。フロント部分の背番号数字を外し、同社らしいシンプルなデザインになった。ビジターの胸文字には「TOKYO」が入った。

 ホーム用ユニホームで登壇した原監督は「目指すところは頂点。(巨人と)意思が一致している」と新パートナーを歓迎。「シンプルでもあり、クラシカルでもある。より輝いたユニホームにする。勝利が花を添えていく。エネルギーに変えたいです」と語った。【宮下敬至】