ソフトバンク武田翔太投手(21)が「武田軍」を結成し中学生との真剣勝負プランを掲げた。29日、宮崎県人会ゴルフに参加。前日の野球教室で小学6年生相手に軟式で130キロ超の直球を投げ空振り三振を奪った。本気に近い球でねじ伏せたのは、プロのすごさを実際に体感してもらいたいからだった。

 「今度は地元の中学生と試合をしたい。こっちも(宮崎日大の)OBとかでチームをつくって」

 プロと対戦する喜びを知る。約6年前の09年1月、住吉中3年だった武田は、当時ソフトバンクだった川崎(ブルージェイズFA)が結成したムネリンズと対戦。井手(DeNA)らを大きなカーブで打ち取った。「うれしかったですね。本気でいきましたから」。地元宮崎の子どもたちにプロを知ってほしい。喜ばせること風のごとし?

 とばかりに、真剣勝負の武田軍を編成する。