<2軍練習試合:中日1-5DeNA>◇17日◇沖縄・読谷

 明暗が分かれた。中日朝倉健太投手(33)、雄太投手(34)、山内壮馬投手(29)ら先発候補が次々とマウンドに上がった。2番手で登板した山内は先発を想定してブルペンで80球を投げてから試合に登板。低めにボールを集め、2回を1安打無失点に抑えた。唯一のヒットも一、二塁間を転がるゴロヒットだったこともあり「あまり気にしていない。順調にきている」と手応えを語った。

 今季16年目を迎えた朝倉は8回から登板し、1イニングを3者凡退に抑えてアピール成功。一方、7回から登板した雄太は制球が定まらず2本の長打を含む、1回3安打2失点。試合後はブルペンに直行し、1時間半もフォーム修正に費やした。この日は1軍北谷球場から谷繁兼任監督も駆けつけ動きをチェック。本格的な先発バトルが2軍でも始まった。