中日高木守道監督が14日、秋季北谷キャンプの練習BGMで演歌を流した。お気に入りは鶴田浩二の「傷だらけの人生」(1970年)。

 「俺の知らん曲ばっかりやから探してきてもらったんだ。鶴田浩二が好きでね。当時6畳一間に2人で合宿してて、ドーナツ盤のレコードを買ってよく聴いたんだ。“真っ暗闇”って歌詞がいいじゃん。(ここにいる選手は)傷だらけの野球人生だろ。今が真っ暗闇ちゃうか?」。

 さらに監督の希望で70年代を中心とした懐メロを次々と流した。ナインは「襟裳岬」「麦畑」「わたしの青い鳥」などを聞きながら、練習に励んだ。

 「桜田淳子の青い鳥はいいね。湖愁はラジオの特番で歌ったこともあるんだ」。