<東都大学野球:中大4-2東洋大>◇第3週2日目◇22日◇神宮

 中大が春の覇者東洋大を破って連勝、今季初の勝ち点を挙げた。先発の島袋洋奨投手(1年=興南)は5回2/3を6安打1失点に抑え、初勝利をつかんだ。プロ注目の東洋大・藤岡貴裕投手(4年=桐生一)は2番手で登板したが、右足に打球を受けて降板した。

 島袋が今季3度目の先発で、初勝利をつかんだ。「腕が振れていた。コントロールもできたし、今までとは違った」。6安打1失点。6回2死の降板まで毎回の7三振を奪った。日大戦(15日)後、高校時代のビデオを見たという。春夏甲子園を連覇した昨年との違いは「腕の振り」と「右肩の開きが早い」を確認し修正して臨んでいた。「投げる試合は、崩さないようにと考えています。この勝ちは大きいし、この勢いで行きたい」と話した。