全日本大学野球連盟は22日、今夏オランダで開催されるハーレムベースボールウイークに出場する大学日本代表24人を発表した。投手陣は9人だったが、今秋ドラフトの目玉、最速156キロ右腕の早大・有原航平投手(4年=広陵)、「国立大コンビ」の京大・田中英祐投手(4年=白陵)、名大・七原優介投手(4年=知立東)は落選した。

 51人が参加し、3日間行われた選考合宿が、この日午前の紅白戦で終了。20日の紅白戦で2回無失点に抑えた有原の落選について、大学日本代表・善波達也監督(51=明大)は「有原君と(創価大)田中正義君を比べるようなイメージ。今(調子が)上っている田中君を選択した」と説明した。

 抑えは亜大・山崎が務める予定で、先発は右が創価大・田中、東海大・吉田、仙台大・熊原、左は明大・山崎、九産大・浜田、神奈川大・浜口を候補に、オープン戦で絞り込んでいく。