15年ドラフトは、東京6大学リーグの好打者トリオが熱い。近年、ドラフトの目玉は投手陣が続いたが、今季は野手にも好素材がそろう。

 立大・大城滉二内野手(3年=興南)もドラフト上位候補に挙がる。

 大城には、巨人などで活躍した長嶋一茂氏(48)以来28年ぶりとなる、同大からの野手ドラフト1位の期待がかかる。「何位でもいいので、とにかくプロになるためのスタートラインに立ちたい」と描く。

 昨秋は1番を打ち、50メートルを6秒0の俊足を生かして9盗塁。通算29盗塁は現役1位につけるが、「100安打を打てなかったのが悔しかった」と通算94安打を悔しがる。「春で追い付いて、秋に抜ければいいなと思います」と、明大・高山をライバル視した。