<首都大学野球:筑波大5-1武蔵大>◇最終週初日◇16日◇相模原球場

 関東大会出場を懸けた勝ち点3同士の2位争いは、筑波大が武蔵大に先勝した。07年夏の甲子園で優勝した久保貴大投手(3年=佐賀北)が2安打1失点完投。打線は、1年生で4番指名打者を務める松浦昌平(1年=札幌一)の2点適時打で1回から流れを作った。川村卓監督(40)は「向こう(の守備)がまだ眠っている間に先制できたのは大きい。なんとか最後、勝ち点を取りたいですね」と、1勝にも気が抜けないようだった。