阪神ドラフト2位の聖光学院・歳内宏明投手(18)が2日、福島・伊達市内の伊達東仮設住宅を訪問した。飯舘村から避難している、83世帯146人が生活。約50人の参加者を前に、生涯初のサンタクロース姿に「いつもとは違うユニホームで恥ずかしいです」とあいさつした。クリスマスプレゼントとしてカイロなどの防寒用品や、姫路のおでんなどを贈呈。その後、子どもたちとキャッチボールをしてふれあった。「仮設住宅に来たのは初めてですけど、こういう生活をしてても元気。負けてられない」。4月には避難所の体育館で、荷物を積み出すボランティアを経験していた。